世界初の発見、鮮新世に生きたハチ

日本海新聞掲載記事

令和7年11月18日付けの日本海新聞に「海上の化石 また新種」というタイトルでおもしろ昆虫化石館に所蔵の昆虫化石の中で新たに「ミツバチの化石」が第二弾として新種発表されました。

命名は、「タジマミツバチ」と名付けられました。今年5月に新種発表されたチョウの化石に続いて2例目となります。地元の海上で産出された「昆虫化石」を展示している小さな化石博物館から世界的に注目を浴びる貴重な学術資料が報告されることはとても嬉しく、産出元の海上という名前の知名度が上がることはとても喜ばしいことです。

目次

鮮新世に生きたハチ

鮮新世は、約500万年前から約258年前までの新生代新第三紀の最後の時代という説明ですが、想像を絶するはるかな大昔で、主な特徴は哺乳類が進化(馬、ゾウ、サイ)大型化し、ヒマラヤ山脈の隆起が進み、天候は冷涼化して四季がはっきりするようになったと示されています。最初の類人猿が誕生した時代とも記されています。下記の写真は、おもしろ昆虫館に展示されている今回新種発表された「ミツバチ」の化石写真です。形がはっきりしていてハチと認識できます。このハチが250年前に生存していたと想像すると地球には解明できない不思議な謎に包まれた真実が今回の新種発表でゆっくりですが解明されて行くと思うと海上化石にはもっとたくさんのヒミツが隠れていると感じます。

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