ポリセレーヌ(磁器陶芸)との出会い
コロナ禍の令和4年3月に、ロマンドール(磁器粘土の洋風人形)の作品展のご依頼を受けました。香美町香住区訓谷にお住まいの太田よしのさんと亀村可奈子さんです。お二人とも陶磁器人形の師範をされています。場所的に不便な八田コミュニティセンターを選択されたのはコロナ禍の安全対策でした。作品展の終わりに亀村可奈子講師より、ロマンドールは熟練の技と時間が必要ですが、簡単な小物であれば下準備をしておけば2時間以内のワークショップが開催可能ですと、アドバイスを頂いて令和4年にポリセレーヌ教室をお願いしたのがきっかけです。
第4回ポリセレーヌ体験教室・「フラワーエンジェルのペンスタンド」
令和7年6月29日(日)八田コミセン和室(会議テーブル+椅子)で第4回ポリセレーヌ体験教室を開催しました。今回の体験教室には6名が参加されました。今回の製作テーマは(フラワーエンジェルのペンスタンドです。

サイズは、高さ≒5㎝×奥行7㎝(人形含む)×幅5㎝ 人形本体は、講師の先生が事前に製作してご用意いただきました。教室参加者は題材の人形に飾り付けをして自分だけのオリジナル作品を仕上げました。写真は、亀村講師の作品です。人形の髪のデザイン(髪飾り含む)・リボン。洋服部分にはおしゃれなワンポイント。ペンスタンドの外側には花やハート、星など思い思いにカラフルに飾りつけます。(材料の段階で色分けされています。)製作段階の材料(磁器粘土)は柔らかく細工し易い状態です。電気炉に入れて焼成すると陶磁器に変化して固く仕上がります。
参加者の体験教室風景


6名の参加者は、過去開催の経験者が2人おられますが4名は初めての経験です。最初は慣れない手つきで粘土に触れていましたが、始めて15分くらいで感がつかめたのか各自が陶磁器粘土と格闘しながら個性豊かな工夫をこなして女性ならではの可愛い作品に仕上がっていきました。今回のみなさんは手先がとても器用で髪の毛を三つ編みにしたり細かく扱いにくい磁器粘土も苦にしないで童心に返った表情でもくもくと挑戦されていました。参加者が製作された各自の作品は、電気炉で焼成加工された後に完成品となります。一旦は亀村講師さんのご自宅に持ち帰られました。7月の後半に完成品を参加者の皆さんにお渡し出来る予定でどんな仕上がりになって手元に届くか各自がたのしみにされているとおもいます。

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